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自転車からのあおり、車両運転者の7人に1人が経験 主な被害は「急な進路変更」「危険・無理な追い越し」

11月27日 17時00分
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近頃、あおり運転が社会問題になっている。

相次ぐあおり運転をきっかけに、今年6月30日に施行された改正道路交通法により、あおり運転に対する罰則が規定され「妨害運転罪」として厳しく取り締まられるようになった。

改正道路交通法では、自動車やバイクはもちろん、自転車が他車両(自動車・バイク・自転車)に対してあおり運転をすることも、新たに罰則の対象となっている。

これを受け、au損害保険(東京)は、自動車・バイク・自転車などの車両運転者に対して、自転車からのあおり運転被害の有無や内容、あおり運転を見たことがあるかなどについての調査を行った。

 調査は、全国の車両運転者(自動車・バイク・自転車利用者)の男女1,500人を対象に、10月6日から10月10日にかけて実施した。

自転車によるあおり運転の具体的内容は、「逆走して進路をふさぐ」、「不要な急ブレーキ」、「車間距離の不保持」、「急な進路変更」、「危険・無理な追い越し」、「執拗にベルを鳴らす」、「横から幅寄せをする」の7項目。

 まず1,500人全員に、6月30日から自転車によるあおり運転が処罰の対象になったことを知っているかどうかを尋ねたところ、「知っている」57.1%(856人)、「知らない」42.9%(644人)。

4割が、自転車によるあおり運転が処罰の対象であることについて知らなかった。

自転車によるあおり運転を見たことがあるかについては、「ある」が23.1%(346人)、「ない」が76.9%(1,154人)だった。

自身が自転車からあおり運転を受けた経験があるかどうかについては、「ある」が13.9%(209人)、「ない」が86.1%(1,291人)。

7人に1人が経験していた。

 自転車からあおり運転を受けたことがあると答えた車両運転者209人に、あおり運転を受けたきっかけを尋ねたところ(自由回答)、「自身の走行スピードが遅かった」10.5%(22人)、「自身が車線変更や追い越しをした」6.7%(14人)、「自身がクラクションを鳴らした」3.3%(7人)、と、きっかけになった可能性のある行為を認識する回答があった。

その一方、「信号待ち、一時停止」4.3%(9人)、「きっかけが分からない」36.4%(76人)といった、身に覚えのない理由であおり運転を受けた人も合わせて40.7%(85人)いた。

どのように対処したかを自由回答で尋ねたところ、「すぐに逃げた」、「警察へ通報した」、「無視した」といった意見が多かった。

 また、自転車からあおり運転を「受けた経験がある」、もしくは自転車によるあおり運転を「見たことがある」と答えた車両運転者375人に、その具体的な内容を聞いた(複数回答)。

トップは「急な進路変更」で53.6%(201人)。

以下、「危険・無理な追い越し」40.8%(153人)、「車間距離の不保持」38.4%(144人)、「不要な急ブレーキ」27.2%(102人)、「横から幅寄せをする」25.3%(95人)、「執拗にベルを鳴らす」24.3%(91人)、「逆走して進路をふさぐ」20.8%(78人)と続いた。

具体的には、「一時停止で止まったら、後ろから来た自転車の男性にしつこくベルを鳴らされた」(福岡県・50代男性)、「シティサイクルに乗る男性に、車間距離を詰められ追いかけられた」(京都府・20代男性)、「スポーツバイクに乗る男性が、車道の中心を走って進路を妨害していた」(愛知県・50代女性)、「自転車走行区分のある歩道で左端をゆっくり走行していたところ、後ろからベルを鳴らされその後幅寄せされ、にらまれた」(東京都・40代男性)などが寄せられた。

 今回の調査では、自転車によるあおり運転が罰則化されたことに対する認知は進んでいるものの、4割超の車両運転者に認識されていないことが分かった。

また、「急な進路変更」や「危険・無理な追い越し」などを中心に、自転車からあおり運転を受けた経験がある人も一定数いた。

 あおり運転は重大な交通事故にもつながり得る極めて危険な行為。

また、意図せずとも自身の運転が妨害運転罪に抵触してしまうこともあり得る。

自転車は、道路交通法で軽車両に位置付けられている「車のなかま」。

歩行者への配慮はもちろん、道路を通行するときは、「車」として交通ルールを遵守し、あおり運転の加害者・被害者にならないために、交通ルールやマナーをしっかり認識した上で運転しよう。

 
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