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大学生から鋭い質問も マネックス証券が勉強会を開催

04月17日 16時11分
マネックス証券は4月13日、同社のオフィスで大学生に向けた勉強会を開催した。

この勉強会はマネックス証券内で投資教育を担当するマネックス・ユニバーシティが主催したもので、慶應義塾大学のサークル「経済新人会」から約80人が参加した。

投資教育が少ない日本で、若い頃から長期に資産形成を考えてもらうことを目的としている。

 「金融市場に死角はないか?」のテーマでは、史上最高値を記録する金融市場について、その背景と今後注視すべき動向などを同社のチーフ・アナリスト兼マネックス・ユニバーシティ長兼仮想通貨研究所所長の大槻奈那氏が講演。

行きすぎた金融政策の緩和により投資マネーが市場にあふれ、新興国を含む株や債券、住宅などへの投資が過熱している現状を解説。

 今後の市場動向については「株価チャートの形から暴落などを予想するのは困難。

ただし、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が強ければ市場はショックに強い。

国や企業のファンダメンタルズを見極めることも重要」と語った。

また、仮想通貨については「価格変動が大きく短期的動きが激しい。

実態が見えない部分もあるが、取引がある限り価値がある」と語った。

 マーケット・アナリスト兼インベストメント・アドバイザー 益嶋裕氏からは「個別企業を分析する面白さ」をテーマに講演。

大学生に身近な企業の業績と株価の推移を見せ、業績が株価に与える影響を具体的に解説。

また、投資家のハワード・マークスの著書『投資で一番大切な20の教え』から引用し、「個別株の投資には企業の未来を予測することが求められる。

業績に影響を与える幅広い要因を知るなど、情報感度を高めることが重要」と語った。

 参加した慶應義塾大学の馬俊飛(ま・しゅんひ)君は「すごく面白かった。

仮想通貨の取引を行っている人が身近にもいるので、仮想通貨研究所の大槻さんのお話が聞けて良かった」「個別株への投資については、これまで自身で勉強してきたものが改めて整理できた。

一部の学生は投資に対する意識も高い」と語る。

 また、参加した大学生からは「仮想通貨投資のメリットとデメリット、変動幅が大きい理由」「東京オリンピックが株価に与える影響」「マネックス証券の手数料が高い理由は?」「コインチェック社の買収について」など鋭い質問がいくつも飛び、大学生の金融市場に対する関心度の高さがうかがえた。

 少子高齢化が進む日本において、貯蓄や投資といった資産形成を早い時期から考えることは大切だ。

まずは正しい知識を備え、投資への第一歩を踏み出し、世界へのアンテナを広げていってほしいものだ。

 
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