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ユースケ・サンタマリア初ブルーリボン賞に感激「誰かが見てくれている」

02月08日 23時15分

 俳優のユースケ・サンタマリアが第60回ブルーリボン賞助演男優賞を獲得、8日にイイノホールにて行われた同賞の授賞式で、感激のスピーチを行い、終始会場を盛り上げた。

 助演男優賞に選ばれたのは、作品賞にも選ばれている『あゝ、荒野』、そして『泥棒役者』での演技が評価されたユースケ。「僕は実はけっこう長いこと芝居の仕事をやってきましたけど」と切り出したユースケは、「年の初めにはブルーリボン賞をはじめ、いろいろな賞ありますけども、まったく縁がなくて。テレビなんかで誰が賞をとったとか、そういうのを横目で見ながら。誰も俺のことなんか見ていないんだ、そんな思いでいました」と正直な思いを吐露。「でもいいや、賞をとるために俺は仕事をしているんじゃない。金をもうけるために仕事をしているんだと、自分をごまかしながらやっていました」とうそぶいて、会場を笑せた。

 とは言いながらも、「やっぱり正直、こういう場所に立った人の気持ちってどんなんだろうな」という思いはあったそうで、「いつの日か賞らしきものをもらえたらいいよなと思ってたら、今回、思ったよりも早くこんな賞をいただいて。うれしいものですね」としみじみ語るユースケ。さらに「実感が湧いているわけではないんですけれども、今回の『あゝ、荒野』や『泥棒役者』の関係者がものすごく喜んでくれて。僕の友だちとか仕事仲間とかも非常に喜んでくれて。たくさんお祝いをもらいました。車とか……現金で300万円とかね……」と、ところどころでギャグを織り交ぜユースケ節を炸裂させる。

 「でもそういうことがうれしくて。賞をとるというのは、自分がうれしいというのもあるけど、作品に対して何か恩返しできる、いつもお世話になっている人に恩返しができるということなんだなと分かりました。誰かが見てくれているんだということがいい形で分かった気がして。背中を押してくれるような気がしています。この追い風に乗って、これからもいい作品に出会えたらいいなと。そしてCMもどんどん来たらいいなと思います」とちゃめっ気たっぷりにコメント。そして選出した東京映画記者会に向けて「記者の皆さんに言いたい。いいセンスしていますよ!」と付け加え、一同を沸かせた。

 この日の司会は前年の主演男優賞と主演女優賞をそれぞれ獲得した松山ケンイチと大竹しのぶが担当。「タレントさん、役者さんの中でも変わり者の二人」とユースケが評するほどの迷司会ぶりで会場は爆笑の連続となったが、その二人の姿にユースケも刺激を受けた様子で、「僕もブルーリボン賞の司会をやりたくなったので、次は主演男優賞を取りたい」と意欲満々。しかし、助演女優賞を獲得した斉藤由貴からは「ユースケさん、本番中にトイレに行くのはやめてください。みんなが話している時には『俺、のど渇いたんだけど』とか言うし」と暴露されて、会場は大笑い。さらに最後の写真撮影の際には、「ウィー・アー・ブルーリボン!」という謎のかけ声を連発するなど、終始、イベントを盛り上げ続けたユースケだった。

 1950年より開催されている歴史ある映画賞となるブルーリボン賞とは、在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成される東京映画記者会が選出。対象年の1月1日から12月31日までに公開された全作品が候補作品となり、受賞者には賞状と、受賞者の名前が刻まれたモンブラン製の万年筆が授与される。(取材・文:壬生智裕)

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