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EXILEファンだけじゃない!なぜ映画ファンも『HiGH&LOW』にハマるのか?

11月10日 07時10分
(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

 映画『HiGH&LOW』シリーズ最新作『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』が11月11日に公開を迎えるにあたり、Twitter上では、EXILE TRIBE ファンにとどまらず公開を待ち焦がれる熱い声があふれている。“ハイロー”にハマる人間が続出する理由は、本作の特徴のひとつでもある、画面からにじみだす“本気度”だろう。

 2015年に EXILE TRIBE が所属するLDHと日本テレビがタッグを組んだ「総合エンタテインメント・プロジェクト」としてスタートした『HiGH&LOW』。ドラマシリーズやライブ、そして映画はこれまで3作が公開。いずれも興行収入10億円を軽く突破し、“ファン向け”にとどまらないヒットになっている。

■ライブのようなグルーヴ感

 本作を観るとまず、物語という概念がとっぱらわれる、ライブに参加しているようなグルーヴ感に引き込まれる。冒頭からキャラクターが大量に登場し、猛ダッシュで映画は進行していくが、置いてきぼりをくらうどころか、『HiGH&LOW』という一大パフォーマンス会場に足を踏み込んだような感覚を覚える。声出しOKの「応援上映」が異常な盛り上がりを見せたのも当然だろう。

 このライブ感は、本作の監督が、EXILE TRIBE のPVを数多く手がけてきた久保茂昭であることにも起因するのではないか。同監督は2009年に発表したEXILEの楽曲「ふたつの唇」のPVで、本格的なアクション描写に挑戦しており、そこでは『HiGH&LOW』を思わせる描写も。本作が、実は長い研鑽のうえに成り立っている一本であることが見てとれる。

■止まらないアクション描写

 何より驚かされるのは、これでもかと詰め込まれたアクションの数々だ。100人対500人の大乱闘や、縦横無尽のパルクール、いつまで続くんだ? と心配になるほど長尺の格闘にアイデア満載のカーチェイス……。日々パフォーマンスのために己を鍛えあげている“フィジカルモンスター”だらけの EXILE TRIBE と若手キャストが可能にしたアクションはドラマシリーズの時点ですさまじく、劇場版ともなると、その本気度は常軌を逸していると言っても過言ではない。(アクション監督は『るろうに剣心』などにも携わった大内貴仁)

■個性的なキャラ・作りこまれたディテール

 舞台は、「SWORD地区」と呼ばれる最強のチームMUGENがかつて支配していた一帯。MUGENの解散後に頭角を現した5つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」に所属する男たちを中心に、陰謀がうごめく熱いバトルが展開する。

 AKIRAが演じる伝説のチームMUGENの元総長・琥珀やSWORDの頭をはるコブラ(岩田剛典)・ROCKY(黒木啓司)・村山(山田裕貴)・スモーキー(窪田正孝)・日向(林遣都)など、アクの強い個性豊かなキャラクターも魅力的。劇中ではキャラごとにしっかりとドラマ・アクション両面の見せ場が用意され、「自分の押しメンはこいつだ!」と劇場の外でも熱く語り合う感覚は、特撮ヒーローに熱中した少年時代の感覚を思い出させてくれる。主要キャストを EXILE TRIBE だけで固めず、旬の若手を起用したキャスティングもニクい。

 各チームには拠点となる街やクラブがあり、個性豊かな豪華セットにも魅了される。衣装に目をやれば、スカウト集団「White Rascals」は『時計じかけのオレンジ』を参考にした白い衣装、定時制の不良校「鬼邪高校」は学ランにスケーターファッション合わせたスタイルなど、細部にチームの特色を生かしたこだわりが仕掛けられており、各キャラの背景や世界観を掘り起こしたくなる。

 正直に言ってしまえばその世界観もどこかおかしいし、物語も突っ込みどころがいくらでも出てくる。だが、それさえもファン同士で共有して楽しめる懐の深さを生み出しているのは、俳優やスタッフ、全ての作り手たちが、ディテールやアクションに手を抜かず、掛け値なしに「本気」で取り組んでいることが画面から伝わってくるからだろう。

 映画1作目『HiGH&LOW THE MOVIE』とスピンオフの『HiGH&LOW THE RED RAIN』、シリーズ2作目の『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』に続き、いよいよ『HiGH&LOW THE MOVIE 3』が公開。最終章を謳う本作の公開により、ハイロー現象はどこまで盛り上がりを見せるのか。その結末はもうすぐ判明する。(編集部・入倉功一)

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